ループイフダンでニュージーランドドルが取り扱い開始!
2018年1月に、本家ループイフダンを提供しているアイネット証券では、「第一回ループイフダン総選挙〜あなたが選ぶループイフダン対応通貨ペア〜」が開催されました。
これは、ループイフダンユーザーが新しく取引可能にしたい通貨ペアを投票で決めるというイベントだったのですが、このイベントによって第一位になった通貨ペアがあります。
その通貨ペアとは、“ニュージーランドドル/円”。
アイネット証券が提供しているループイフダンでは、ユーザーの投票によって新しく、ニュージーランドドル/円の通貨ペアによる資産運用が可能になったのです!
ちなみに、ひまわり証券もアイネット証券からシステムを借りてループイフダンを提供していますが、ひまわり証券のループイフダンではニュージーランドドルを取引できないので注意しましょう。
第一回ループイフダン総選挙でニュージーランドドルが第一位になった理由~高金利通貨~
第一回ループイフダン総選挙において、ニュージーランド/円の通貨ペアが第一位に選ばれた理由の一つは、高金利通貨であるということ。
ニュージーランドドルは比較的金利が高く、日本円は金利が低い通貨です。
これはどういうことかというと、スワップポイントが発生するということです。
スワップポイントとは、金利が低い通貨を売って、金利が高い通貨を購入するとその通貨ペアの金利差に応じて、通貨を保有している間毎日お金を貰えるシステムです。
ニュージーランドドルは、高金利通貨であるために買ポジションを保有しているとスワップポイントを貰えます。
2019年9月24日現在は、1,000通貨あたり20円貰えます。
第一回ループイフダン総選挙でニュージーランドドルが第一位になった理由~ボラティリティの高さと必要証拠金の低さ~
ニュージーランドドルは、豪ドルと同じオセアニア通貨です。
実は、豪ドル/円の通貨ペアも高金利通貨であり、買ポジションを保有していると毎日1,000通貨あたり、20円のスワップポイントをもらえます。
豪ドル/円の通貨ペアはニュージーランドドル/円の通貨ペアが解禁される以前から取引可能でした。
それにもかかわらず、わざわざニュージーランドドル/円の通貨ペアが第一位に選ばれた大きな理由が以下のように二つあります。
ボラティリティとは、通貨レートの変動率の高低を表したものです。
同じオセアニア通貨である豪ドルと比較すると、ニュージーランドドルは取引規模が非常に少ない通貨となっています。
このため、豪ドルに比べてニュージーランドドルはボラティリティがとても高くなっています。
ボラティリティが高いということは、値動きしやすいということ。
ループイフダンのような自動売買ツールで資産運用する場合、一定の方向に穏やかにトレンドが形成される相場よりも、値動の激しい相場の方が売買回数が多くなって利益を得やすくなるのです。
豪ドルに比べてニュージーランドドルはよりループイフダン向きの通貨だから選ばれたわけです。
もう一つの理由は、必要証拠金の低さ。
ループイフダン・ラボなどでも解説のある通り、ループイフダンではレバレッジ取引ができるために、最低限の必要証拠金を用意すれば大きな金額を動かせます。
この必要証拠金がニュージーランドドルは豪ドルに比べてとても低いのです。
具体的には、2019年9月24日現在、豪ドル/円は1,000通貨あたり2,920円、ニュージーランドドル/円は1,000通貨あたり2,700円となっています。
ニュージーランドドルは豪ドルに比べて1,000通貨あたり220円も少ないお金で取引可能なので、より多くのポジションを保有して利益を得やすくなっているから選ばれました。